バージル・アブローがLOUIS VUITTON(メンズ)のアーティスティック・ディレクターに就任したとき、
ラグジュアリー・ファッションのストリート化、カジュアル化が一気に加速したのを感じました。
そして、ウォールストリートでも、ゴールドマンサックスが通勤服のカジュアル化を解禁したそうです。
(といってもジーンズ、ショーツ、ポロシャツはNGとのこと。)
今後は、オフィシャルな場面でも、男性のスーツ姿が減っていくのでしょうね。
たしかに春夏秋冬、四六時中、スーツにネクタイ着用というのは非合理的だと思います。
その日のスケジュール、仕事内容によっては、
カジュアルな服装の方が、能率的ということもありますよね。
とはいえ、スーツは男性の魅力を格上げしてくれるパワーアイテムなので、
ここぞというときに着用するなど、メリハリをつけて楽しんで欲しいです。
ただ、カジュアル化が進むと、よりファッションセンスが問われるようになります。
なぜなら、スーツに代表されるオフィシャルなスタイルはルールが明確で、
そのルールを守っている限り、センスの差はそれほど出ません。
ですが、カジュアルにはルールがなく、なんでもありです。
センスの良し悪しが顕著に出てしまうんですよね。
また、そんなカジュアル化の動きが加速すればするほど、
その反動も出てきます。
そのせいか、今シーズン(2019/2020 AW)のコレクションには、
クラシックなスーツ、ジャケット、とくにブレザーの提案がとても目立ちます。
ブレザーは、通常のテーラードジャケットよりも、ゆったり大きめなのが特徴です。
エディ・スリマンによるCELINEは、タイムスリップしたかと思うほどの
70年代、80年代風のコンサバなジャケットスタイルを提案しています。
Diorにもその傾向が見られました。
カジュアル化の向こうでは、保守化も進んでいるのかな、と思ったりもします。
いずれにしても、変化して流れていくのがファッション。
”流行”と書くくらいですから。
いろいろな流れが生まれては変化して、また新しい流れを生む。
だからこそ、人を魅きつけるのですよね。
今はライフスタイルが多様化して、一つのスタイルにこだわる必要のない時代です。
その時々のニーズ、気分に合わせて、
どんなスタイルをチョイスしても良いんです。
その自由さがおしゃれの醍醐味でもあります。
冒頭に話を戻すと、
男性のスーツ姿が減るということは、
女性がドレスアップする機会も減っていくのでしょうね。
ドレスアップする機会は意識して自ら創る時代になっていくのかもしれません。
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