あなたがショップスタッフだったら、お客さまのなにを知りたいと思いますか？

 

 

そうです。ニーズです。

「なにを欲しがっているか」です。

 

 

相手の欲しいものがわかれば、

そこにフォーカスして数ある商品の中から、

そのお客さまのニーズに合ったアイテムを

セレクトしておすすめできます。

 

ショップフタッフの方は商品知識が豊富ですから、

こちらが知りたいことを訊けば、いろいろ教えてくれます。

 

良いサービスを受けたいと思ったら、

あなたのライフスタイルを含め、

どんどん自分のニーズを情報発信することです。

 

・欲しいアイテム（コート、ジャケット、スカート、ニット、カット＆ソー etc）

・欲しいデザイン、

・欲しい色、

・欲しいサイズ etc

 

こちらのニーズが曖昧だと、

ピントはずれのものをおすすめされて、

お互いに気まずい思いをしてしまいます。

そんな事態は避けたいですよね。

 

特になにかを探しているわけではない時も、

「可愛いな」とアンテナに引っかかったアイテムがあれば、

その着こなしについてアドバイスしてもらったり、

それとなく自分のワードローブ（持っているアイテム）をインフォームして、

そこにプラスするとしたら、どんなアイテムが着回しに便利か、

コーディネートしやすいか、などを訊いてみましょう。

 

また、そのショップスタッフの着ているもの、着こなしが素敵だったら、

「あなたのスタイリング素敵ね。わたしもそんな風に着たいんだけど」と訊いてみましょう。

褒められれば誰だって嬉しいものです。きっと喜んでアドバイスしてくれますよ。

 

優秀なショップスタッフであれば、これだけこちらから情報発信すれば、

かなりキメ細かく情報を提供してくれるはずです。

そして、ストックルーム（在庫を保管している倉庫）から、

いろいろな商品を出して来てくれるかもしれません。

 

そうなんです。すべての商品が店頭に並んでいるわけではないんです。

これは、色違い、サイズ違い商品ということではなく、

店頭に出ていないデザインの在庫もあるということです。

 

これには、いろいろな理由があるんですが、

ひとつには、店舗の面積が限られているため、

ディスプレイのイメージに合わないものは、

店頭から引かざるを得ない、ということもあるんです。

 

また、店頭にも在庫にもあなたのニーズにヒットするアイテムがないときにも、

その後に入荷する商品の中から探してくれることもあります。

セレクトショップなどには、入荷予定商品の写真をカタログ替わりに見せてくれるところもあります。

写真はなくても、絵型を見せてくれるところもあります。

　

だから、好きなショップでは、店頭に好きなアイテムをみつけられないときにも、

「こんなものを探してるんだけど？」と訊いてみることをおすすめします。

そして、「これは」というアイテムに出会ったら、必ず試着してみましょう。

 

鏡で、いろんな方向から眺めてみましょう。

 

また、着たときの気分をよく味わいましょう。

 

日常的に着るものであれば、腕を上げたり、かがんだり、体をひねったりと

体を動かしてみて、着心地を試してみてください。

ただ立っているだけの姿勢では気づかない問題点をみつけられます。

 

それもクリアで、着ている自分もハッピーなら、その商品は買う価値アリです。

あとは、お値段が自分の経済状態と折り合いがつけば、という感じですね。

 

高額の商品を買う場合は、そのアイテムの使用頻度、

コーディネートのしやすさなどもよく考えてみてくださいね。

 

自分が「高い」と感じる商品については、

気に入ってもその場ですぐに購入せず、

１週間くらい考える時間をとったほうがいいかもしれません。

 

それでも「欲しい」なら、無理のない支払い方法をとりましょう。

クレジットカードの使いすぎには、くれぐれもお気をつけくださいませ。（笑）

 

 

さて、あなたはお気に入りみつけることができたでしょうか？　

 

その商品を購入したでしょうか？　

 

 

いずれにしても、いろいろと相談にのっていただいたショップスタッフの方には、

心からお礼を言いましょう。

 

その人のことが気に入ったら、名刺をいただいておくのもいいですね。

（後日、商品について問い合わせたいとき話が早いです。）

買わなかったときにも、

「いろいろとありがとう。また寄ってみますね。」

とお礼を言ってお店を出ましょう。

 

そして、次にそのお店で買うときには、

できれば、そのショップスタッフの方から買ってあげてくださいね。

 

最後に、特に目的もなく、いろいろ見てみたいだけ、というときに、

 

「なにかお探しですか？」と話しかけられたら、

 

「どんなのが良いかなあ、って見てるところなんで、いろいろ見せてくださいね。」

 

と明るく言いましょう。

 

 

だって、それもショッピングの楽しみの一部です。

 

くれぐれも無言で立ち去ったりしないでくださいね。

ショップスタッフの方は、お客さまのお役に立ちたくて訊いているだけなんです。

 

少しでもあなたのショッピングが楽しく、実りあるものになりますように。

 

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