正直言って、わたしはパーソナルカラーをそれほど重視してはいません。
ですが、その人に似合う色、その人のボディーカラー(肌、目、髪の色)に映える色の傾向というのは確かに存在します。
ただ、自分に似合う色がわかっても、その通りの色の商品が売っているとは限りません。というか、見つからないことの方が多いと思います。
なので、パーソナルカラー診断で自分の似合う色を知るだけではあまり意味がないんですね。
大事なのは、その色をどう自分に活かしていくかという応用法なんです。
私のセッションでは、シーズンカラーを導きだした後に、サクセスカラー=その人に最も似合う色を、5~6色ほど提案させていただいています。
そして、その色を、どのアイテムにどう使っていくと効果的か、またズバリの色がなかった場合その色をどう応用するかなど、ご提案させていただいています。
色には、彩度と明度があります。赤といっても、鮮やかな赤、くすんだ赤、明るい赤、暗い赤とあるわけです。その中から現実に手に入るベストな色を選択するんです。
その選択の基準になるのは、その方の創り出したいイメージです。
普段がとてもおとなしい雰囲気なので色で元気を出したいという場合には、明るめに振っていったり、その逆もあります。
その方のボディーカラーに映える色を、創り出したいイメージ、ライフスタイルに合わせ、総合的に判断していきます。
ご自分で選ぶ場合は、あまり難しく考えず、その色を当てた時に自分の顔がどう見えるかに注目してください。
肌が綺麗に見えて、健康的で、明るい印象であれば、OKです。
逆に、どんなに好きな色であっても、顔色がくすんで見えたり、疲れて見えたりするようでは逆効果ですので、避けた方が得策です。
そう、好きな色と似合う色は、必ずしも一致しないんです。
「好きだけど、この色あまり似合わないかも。」
そんな色を使いたい場合は、靴やバッグ、名刺入れなど、顔映りに影響のない雑貨などに使うのがオススメです。
どうしてもその色を着たい場合は、女性であれば、メイクである程度カバーが可能です。
自分のパーソナルカラーを知りたいという方は、プロに診てもらうといいでしょう。その際、似合う色を導き出して終わりではなく、それをどう使い、応用したらいいかというところまで提案してくれる人を選ぶといいですね。
書籍も色々出ていますので、セルフチェックしてみるのもいいかと思います。
私は、最初のセッションで、診させていただいています。→パーソナルカラー診断
このパーソナルカラー、なかなか奥が深いんです。
デザイナーとしての私は色彩感覚には定評があり、自分でも自信を持っていました。
ところが、最初とても苦労したんです。
そう、デザイナーの色彩感覚とはちょっと違うんですね。
デザイナーとしては、その色本来の色味と配色が醸し出すエモーショナルな雰囲気とかエネルギーなどを重視しますが、
パーソナルカラーは、あくまでもその方のボディカラーを映えさせる、よりよく見せるための色なんですね。
好きな色をよく着ているけれど、周囲から「似合うね」の声が聞かれないという方は、
その色が本当に自分のお肌や髪や目の色を綺麗に見せてくれているか、輝かせてくれているか、見直してみるといいかもしれません。
ぜひ色を味方につけて、自分を楽しんで欲しいです。
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