ファッション業界では、ニューヨーク・コレクションが開幕中です。
この後、ミラノ、パリ、ロンドンと続きます。
ファッション好きにはワクワクする時期です。
私はファッションをこう考えています。
「自分がどういう人なのかを伝えるプレゼンテーション」
TPOSという言葉をご存知でしょうか。
Time=時間
Place=場所
Occasion=場面
Style=ライフスタイル
以前はTPOという言葉でしたが、現在ではこれにStyleのSが加わり、TPOSという言葉が一般的になっています。
これはライフスタイルが多様化して、
その人がどんな人なのか、年齢、性別、職業、趣味、志向といった
ライフスタイルに合った服装、身なりが求められるようになってきたということです。
ファッションを戦略的に使うということは、
そのTPOSにおいて、自分をどうプレゼンテーションしていくかということを考えるということです。
まず、身なりを整えるということは、相手に対するリスペクトの表現です。
ということは、その時に会う人、集まる人がどんな人達なのか、
その属性に合わせた身なり、服装を心がけることが大切です。
その上で自分の強み、自分らしさを表現していくことが重要になってきます。
ビジネスや仕事の場では、
職業、役職などによって服装は変わってきます。
役割を端的に表現することが求められます。
銀行員とアーティストでは自ずと服装が変わってきます。
ですが、この二人の趣味が「釣り」であった場合、
趣味の場では、それほどの差はないかもしれません。
また、アーティストが融資の相談で銀行へ赴く場合、
アーティストのライフスタイルを表現しつつ、
信頼感をアピールすることが求められます。
Time=平日昼間
Place=銀行
Occasion=融資の相談
Style=アーティスト
TPOSがぴったりはまると、
ファーストコンタクトがスムーズになります。
相手があなたを理解しやすくなるからです。
ここに、私は自分の仕事の意義をとても感じています。
私は、クライアントさんとの最初のカウンセリングの際、
その方のライフスタイルについて、細かく伺うようにしています。
そうすることで、方向性や改善点が見えてくるんです。
ファッションは楽しむものです。
同時に、自分の未来を創る戦略にもなり得るんです。
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