イメージマップ作りについてのご質問をいただきました。
(以下、そのまま転載させていただきます。)
切り抜きをしてみようと思いますが、
現在の私のダサイ感覚でかわいいと思う物を切り抜いていってよいのでしょうか?
かわいいと自分が思う物が私に似合う物なのか疑問です。
自分に似合うテイストを見つけるのはどうしたらよいですか?
はい。まずは今のあなたがかわいいと思うものを切り抜いていってください。
これは、あなたの現在地を知るためにもとても意味があります。
そして、切り抜いたものを、ボード、あるいは白い紙の上に広げて眺めてみてください。
「ダサイ」と感じますか?
もし、感じるのであれば、
なぜ?
どんなところがそう感じさせるの?
についてよく考えてみてください。
また、あきらかに「ダサイ」と感じる切り抜きは外してください。
「ダサイ」とはそれほど感じないなら、
次に、テイストが一致しているかどうかを見てください。
ロマンティックな甘い雰囲気のものと、
マニッシュでシャープな雰囲気のものが混在していないか? などなど。
これを見分けるために、さらにはどちらを選ぶのかを決めるためにも、
目指すイメージ、モデルを設定しておくことが重要になります。
仲良しの友人や、あなたがおしゃれだなと思っている友人と意見を交換しながらやると、
より客観的なものになります。
自分ではダサイと感じなくても、友人がそう思うものについては、
なぜ?
どんなところがそう感じさせるのか?
についてよく訊いてみましょう。
そして「似合う」かどうかについてですが、実はこれがけっこうくせ者なんです。
「似合う」という感覚は、主観的なもので、人それぞれ感じ方が違います。
自分は「似合う」と思っても、Aさんは「似合わない」と思ったり、
Aさんが「似合う」と思うものは、Bさんが「似合わない」と思ったりと、
かなり曖昧なものです。
その中の最大公約数の意見が、世間が「似合う」と認めてくれている、ということです。
また「似合う」とは、自分をより素敵に見せてくれる、ということです。
ですから、自分が「似合う」と感じられること、自分が居心地良い気分でいられることが、とても大事だと私は考えています。
基本的に、自分が「似合う」と思って自信を持って着られれば、よほど不似合いなものでない限り、不思議と似合ってしまうものなんです。
逆に、どんなに人が「似合う」と言ってくれても、自分がそうは思えないとか、居心地が悪いものは、考えものです。
イメージチェンジをはかりたいときや、違う自分の可能性を探りたいときは別ですが、自分の感覚を大事にしてほしいと思います。
本当に「似合う」かどうかは写真ではわかりません。実物の洋服や、靴、バッグを身につけてみて始めて、自分がどう見えるかがわかります。
いつもよりちょっと素敵に見える?
ありきたり?
あまりパッとしない?
着替えたときのちょっとした変化に注目してください。
顔色が良く見える? それとも悪く見える?
痩せて見える? それとも太って見える?
背が高く見える? それとも低く見える?
目指すイメージに近づくのであれば、それはあなたをより素敵に見せてくれるもの、
あなたに「似合う」ものと言っていいと思います。
これを知るためには、試着するしかありません。面倒がらずに、ウィンドウショッピングで気になるアイテムをみつけたら、できるだけ試着してみてくださいね。
ということで、明日は、試着についてお話ししたいと思います。
お楽しみに。
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