ここ数シーズン、メンズとウィメンズを統合してコレクションを発表するメゾンが増えてきています。
経費の問題ということもあるかと思いますが、
デザインをジェンダーで分けない、また共有する流れがあるのだと思います。
素材に関していうと、その傾向は顕著で、
メンズとウィメンズが歩み寄ってきている感じがします。
メンズによりソフトでフェミニンな素材を使用したり、
ウィメンズにマニッシュでハードな素材を使用したり、
デザイン面でも、
一見すると、メンズなのかウィメンズなのかわからないものも少なくありません。
ランウェイでも、モデルとデザインがクロスオーバーしていたりします。
(メンズを女性モデルが、ウィメンズを男性モデルが着用するなど)
今までもユニセックスという言葉があり、男女共用のアイテムがありました。
それがさらに進化して、ジェンダーレスになってきていると感じます。
これは、男女というだけでなく、ジェンダーマイノリティーも含んでいます。
ファッションの世界は、業界的にジェンダーに関して寛容だと思うので、
ジェンダーレス化の流れも不思議ではありません。
ぜひ、他の業界へのモデルケースとなっていって欲しいです。
個人においては、
男だから、女だから、
ストレートだから、ゲイだから、というのではなく、
ライフスタイルやライフシーン、
その 時々の気分によってファッションを選ぶ。
そんな流れになっていくのではないかと思います。
結果、選んだアイテム、スタイリングが同じだったとしても、
その人にとっての自由度は全く違うと思います。
無用な制約に縛られず、誰もが自由にファッションを楽しめるって、
素晴らしいことだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問、ご相談などありましたら、
お気軽にお寄せください。
記事への感想もお待ちしています。
LINE@で送っていただくのも歓迎です^ー^
⇩ ⇩ ⇩ ⇩