雑誌を使ってイメージマップを作るお話をしましたが、

このイメージマップには、もうひとつ、とても大きな効能があります。

一生懸命がんばっているのに、なぜか何をやってもうまくいかない。

そんな時期ってありますよね。

それまでのやり方が通用しなくなっていたり、

それまでとは、違うものに興味が向いていたり、

人それぞれ状況は異なると思うのですが、

一度立ち止まって、目標、行き先を見直してみなさい、というサインだったりします。

そんな時に、全く制約を設けずに、自分の好きなものだけを集めてイメージマップを作ってみると、自分が立っている場所がわかってきます。

そのマップに貼ったものが、今までの自分の環境と明らかに違う場合は、

ステージが変わる、変える必要がある、ということです。

その岐路に立っている、ということですね。

また、周囲の意見を聞きすぎて、どうしていいのか、

どうしたいのかわからなくなってしまったという場合、

マップが自分の本当の気持ち、やりたいことを教えてくれます。

私もデザイナーとして仕事する中で、何度か迷うことがありました。

本当にこれでいいんだろうか？

私はなにがやりたいんだろう？

この問いに答えを出してくれたのがイメージマップでした。

自分の心が喜ぶものを無心で集めて、ボードに貼っていく。

ボードが埋まっていくにつれて、

ああ、そうだよね！

私はこれがやりたかったんだ！

と、気持ちがクリアになっていきました。

自分がどういう人だったのか、という再確認と

どうなりたいのか、という目標が見えてくるんです。

ちょっと観念的に聞こえるかもしれませんが、

やってみるとわかります。

心が迷子になったときに、オススメです。

いつもお読みいただきありがとうございます。

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