シンギュラリティという言葉をご存知でしょうか。

 

人工知能（AI）が、人間の知能を超える、その到達点のことのようです。

（理系音痴なのでざっくりした説明ですみません。）

 

その前段階が10年後とも、5年後とも言われています。

 

 

すでに、多様な業界でAIは導入されているようですが、

ファッションについてはどうなんでしょう？

 

 

今までは、ファッションとAIってピンとこなかったのですが、

 

銀行の融資の審査をAIが行い、それで貸し倒れが減少しているというニュースで、

そのカウンセリングからデータ分析の過程を垣間見て、

 

 

これは、AIスタイリスト、ファッションコンサルタントが必ず開発されるだろうな、と思いました。

 

 

世界中のコレクション情報、店舗情報、在庫情報をデータベースに、

クライアントの個人情報を掛け合わせれば、

その人に最適のスタイリング、購入アイテムを提案することは、

AIにとっては容易なことだと思います。

 

 

つまり、

その人の顔の特徴、髪質などから、最適なヘアスタイル、メイクの提案を、

年齢、身体サイズ、職業、収入、嗜好、ライフスタイルから、最適なブランド、アイテムの提案を、

 

そして、その後の行動履歴や、購入履歴から、さらにデータ解析が進んで、

よりクライアントにフィットしたコンサルティングにバージョンアップしていくことが予想できます。

 

 

こうしたコンサルティングは、AIの方がはるかに速く正確にこなすと思います。

 

 

そうなった時、人間にできることってなんだろう？

 

 

 

今の私に言えるのは、

唯一、サプライズを作り出せるのは人間だけなのかな、ということ。

 

 

私は、創造性は予想を裏切るサプライズから生まれると信じています。

 

そこが最後の牙城かと思うのですが、

それさえも、膨大なデータの蓄積から生まれることが考えられます。

 

 

というのも、インスピレーションが降りてくるという現象は、

膨大な情報を自分の中に取り入れた時に起こるからです。

 

 

そうなると、AIデザイナー、クリエイター、アーティストの出現もあり得ますね。

 

 

現時点では、それが良いことなのか、良くないことなのかわかりませんが、

時代は、確実にその方向に向かっていると感じます。

 

 

サービスという点においては、価格が開発費に見合わないと実用化は難しいかもしれません。

 

でも、シンギュラリティが起こると、すべてが無料化されるともいわれているので、

本当にどうなっていくのか。

 

 

ちょっとコワくもあるけれど、すごくワクワクします。

 

人間とAIがアイデアを出し合って、今まで見たことのない世界を創っていくかもしれません。

 

そんな世界なら、ぜひ観てみたいです。

 

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