洋服を買おうというとき、
ネットショッピングとリアル店舗でのショッピング、
どちらが多いですか?
どちらが好きですか?
私は、買うものが決まっている場合はネットが多いですね。
検索できますし、価格の比較もできます。
逆に、とくに決まっていないときは、出会いを求めてショップめぐりをします。
どちらが好きか?と問われれば、私はやっぱりリアル店舗派かな。
ただ、今後、商品はサンプル化、ショップはそれを試すショールーム化していくんじゃないか、と感じてるんですね。
アパレル商品が他の消費財と決定的に違うのは、
試着が必要、という点です。
Tシャツのようなサイズをさほど気にしないアイテムは、その限りではないかもしれませんが、素材の風合いなど、こだわる人は実際に着てみたいはずです。
ネットでお目当てのアイテムを予約をした顧客が、ショップで試着して購買を決定し、その場で決済して持ち帰ることもできるし、配送してもらうこともできる。
こんなことになっていくんだろうなあ、と思っていたら、
これって、いわゆるオムニチャネルで、すでに、現実になっているんですね。
(不勉強ですみません!)
「アパレル・サバイバル」という本で知りました。
これからのアパレル業界の方向性を探る内容でとても面白いです。
私もそう思ってた、ということもあれば、
そんなことになっているのか、ということもあり、
勉強になります。
この本によると、ショッピングがストレスに変わる瞬間があると。
① 欲しい商品にたどり着くまでの時間と労力
たしかに、お気に入りの一着を探すのは容易ではありませんよね。
② 自分のサイズがみつからない
気に入った欲しい商品がみつかっても自分のサイズがない。これはストレスですね。
③ 面倒な会計
休日のショップは人が多く、レジに並んで待たされることもありますよね。
このストレスを解消することが、顧客満足をアップさせることになると。
オムニチャネルでの販売は、その大きなソリューションになると。
オムニとは「すべて」、チャネルはマーケティング用語の「流通経路」、
つまり、すべての流通経路を使って販売する。
その際に、それぞれのチャネルが同期して機能するということ。
①②のストレスについては、
クライアントにファッションやスタイリングを提案する私のような職業の人が
解決できますが、③については、仕方がないという感じです。
ただ、今後オムニチャネルがもっと浸透していったら、また違ったサービスが可能になるんじゃないか、とアイデアが湧いてきます。
ショッピング体験の楽しみ方も変わってくると思います。
ただ、どんなにショッピングのストレスが解消されようと、
アイテムが、それがもたらす新しいライフスタイルを
リアルにイメージさせる魅力(新鮮味、トレンド性)を持ち、
且つ、顧客のワードローブに合った(コーディネートしやすい)ものでなければ、
購買にはつながらない、ということを、
モノを作る側は、肝に銘じなければいけないと思います。
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