日本には素晴らしい文化がある。
これは間違いありません。
では、文化ってなんでしょう?
私は、美意識と言い換えることができるんじゃないかと思います。
なにを良しとするか、
なにを美しいと感じるか、
そうした感覚の集積のようなもの。
それが考え方に顕れ、行動に顕れ、
創られるモノに顕れる。
初めて外国を訪れたときなど、
カルチャーショック(文化的衝撃とでも訳せましょうか)
を受けた、とよく言います。
企業にも、企業文化なるものがありますよね。
転職したりすると、そこにも少なからず企業間のカルチャーショックがあるのではないかと思います。
これは、転校、引っ越しなどでも同じだと思います。
国、企業、学校、地域といった一定の集団で共有される美意識が文化だと思うのです。
そして文化がある集団は一目置かれます。
最近見た、アパレル業界のドキュメンタリー映画の中で、
ある生地メーカーの方が、
「素材の良さは個性になる」
と言っていましたが、なるほどな、と思いました。
自分の着ている服の素材が
どんなもので、
どんなふうに作られたものか、
そういったことにこだわる人には美意識があります。
こうした美意識が一目置かれる個性になるんだと思います。
そう、個人における美意識も文化と言い換えることができると思います。
そして、今後はますますこの美意識=文化が、
あらゆる分野で重要になってくると思います。
なぜなら、美意識=文化こそが、AIにはないものだからです。
AIは、膨大なデータを解析して、パターンを見つけ出すことは得意ですが、
そこに美意識はありません。
AIが婚活をアドバイスするというTV番組で、
「ファッションにはこだわらない」
というアドバイスがあって、
「ん?」と思って見ていると、
ファッションにこだわる人はお金がかかるから、
という理由で敬遠されるというのが理由のようでした。
たしかに一理あると思いますが、
全身ブランドもので固めているような人は敬遠されるかもしれませんが、
そもそも「自分の身なりに美意識のない人の方がいい」
と思う人と結婚したいでしょうか?
そんな疑問が湧きました。
まあ、これは価値観の問題なので、人それぞれ思うところはあると思います。
そして、それでうまくいったケースも紹介されていました。
これにはもう一つ理由があって、それは
見た目じゃなく、中身を見てほしい、という思いの表れでもあるようです。
であれば、「ファッションにこだわらない」ではなく、
「TPOSをわきまえる」ことが大事じゃないのかな、と私などは思うのですが。
それにしても、AIっぽいなあ、と思いました。
それと同時に、マス社会においては、たしかにそうなんだろうと思いました。
それこそ、膨大なデータから解析した結果ですから。
ちょっと話がそれてしまいましたが、
人が人である大きな理由の一つは、
この「美意識を持つことができる」
というところにあるんじゃないか。
そう思うんです。
自分なりの美意識を持ち、様々な局面で、
それに基づいて自ら決断を下せる人。
そんな人が、これからの社会でAIとうまく共存していけるんじゃないかと思います。
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