今って、プチプラでそれなりにおしゃれな生活が楽しめますよね。
洋服ならGUやH&M、
インテリアならイケアやニトリ、
100円ショップの雑貨も侮れません。
こうした商品でいろいろ試すことは、
センスを磨く良いトレーニングになると思います。
そうやって自分なりのセンスが磨かれて
好きなテイストが明確になってきたら、
本当に欲しいものから少しずつ「良いもの」を取り入れていくといいんじゃないかと思います
やはり、全てがプチプラというのは深みがないというか、
若いうちはいいと思うのですが、
年齢を重ねるとともに、やはり本物に触れていって欲しいなあと思います。
19世紀末~20世紀初頭にかけて
アーツ&クラフツ運動、ウィーン分離派といった芸術運動が起こりました。
ここでは詳しく説明しませんが、興味のある方はぜひググってみてください。
簡単に言うと、
美術、デザイン、工芸、建築を総合芸術として
その芸術を生活と統合させよう、みたいな運動です。
もっと、ぶっちゃけて言うと、
日常に使う道具、環境にこそ美しいものを、という感じでしょうか。
ウィリアム・モリスの壁紙やテキスタイル、
ヨーゼフ・ホフマンがデザインした椅子などは、
今でもレプリカが生産され、人気ですよね。
それは、時代に風化されない美があるからだと思います。
美しいものに触れると、ストレスが軽減されます。
自分を取り巻く環境を美しくすれば、ストレスフリーな日常に近づけるということです。
なにを美しいと思うかは人それぞれ、
10人いれば、10通りの美が存在します。
自分の心がウキウキと軽く、楽しい気分になることを基準に
美を選択したらいいと思います。
私たちが美しいもの=プロダクツだけを買うようになれば、
そうでないものは、売れなくなり、
作り手側も、自然と美しいものしか作らなくなります。
そうなれば、世界には美しいものばかりが存在することになります。
そして、自分が本当に好きで気に入っていて、
しかもクォリティの高い美しいものであれば、
ずっと使い続けたいと思うんじゃないでしょうか。
美しいものと暮らすということは、
使い捨てではない、サステイナブルな暮らし方にもつながります。
これは、わたしが目指す暮らし方=ライフスタイル、
そして、世界の在り方でもあります。
100年以上も前に起こった芸術運動ですが、存続しえなかったのは、
職人の手仕事にこだわったため価格が高く、一般層に浸透できなかったためのようです。
この運動が起こった時代背景には産業革命による大量生産、大量消費があり、
現在、それも終焉を迎え、大量廃棄が問題となっています。
安い価格を実現するために、途上国が労働搾取されるような生産背景も問題です。
今後、前世紀のアーティストたちがこだわった手仕事を
AIが可能にするとしたら、
どんな世界が顕れるのか、
想像するだけでワクワクします。
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