受け入れる行為
「食べるということは、唯一体の中になにかを受け入れること」
ふとテレビから耳に入った言葉にハッとしました。
体の中に入れるものには気を配ってきました。
できるだけ農薬や添加物の少ないものを選び、
インスタントや冷凍などの加工食品もできるだけ使わず、
自分で調理したものを食べるように心がけています。
ただあまりストイックになると辛くなるので、
あくまで無理のない範囲内ですが。
確かに、水と空気を除いて、体内に入るもの、
しかも内臓にまで達するものって食べ物だけですよね。
食べるって、究極に受け入れる行為なんですね。
そうか、だから、一緒にご飯を食べると、親密になりやすいんだ。
今更ながら、そう得心した次第です。
強い絆を表すこんな言葉もありますよね。
「同じ釜の飯を食った仲」
一緒にご飯を食べるということは、
食べる時に、その人の発する言葉や、空気感、エネルギーなども
一緒に食べて(受け入れて)いるということなんですね。
これは結構すごいことだと思います。
「何を食べるかより、誰と食べるかが大事」と言いますが、
まさにこのことを言っているのですね。
誘われたからといって、気の進まない人と食事をするのは考えものです。
逆に、どうも波長が合わず苦手だけど、仕事等で関わらなくてはならない人がいる場合、
積極的にお茶したり、ご飯したり、飲んだりすると受け入れやすくなるということでしょう。
仲良くなりたい、距離感を縮めたい人とは言うまでもなく、ですね。
まあ、当たり前のことかもしれません。
ですが、
「食べる=受け入れる」という概念を知ったことで、
食事に対する意識がまたバージョンアップした気がします。
このところ、ファッション以外のトピックが続きましたが、
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