今シーズンのニューヨークコレクションでも、
スリムなモデルとともに、
プラスサイズモデルがランウェイで活躍していました。
こうした動きは、近年目立つようになっていて、
美の多様性のアピールに貢献していると思います。
この傾向、私はとても好ましく思っています。
個人的に、痩せているとか太っているって、
健康面に問題なければ、どうでも良いと思っているんですね。
その人に似合うスタイル、合うサイズのものを選ぶ、
それだけのことだと思っています。
おそらく痩せたいと思っている日本人女性の大半は、
欧米、南米、アフリカ圏の人が見たら
「まったく痩せる必要なし!」
と見えると思います。
大量生産、大量消費の20世紀は、サイズ展開は少ない方が効率が良かったし、
広告でステレオタイプの美を大々的に宣伝しました。
それを大衆が受け入れ、憧れて、消費につながっていたんですね。
そう、モデルの仕事は、大衆を憧れさせることだったんです。
その後、拒食症の問題などで、風向きが変わっていきました。
21世紀に入って、インターネットの普及で、
世界が小さくなるとともに、多様性が重んじられるようになってきたと思います。
「いろんな人がいるよね。」
「いろんな人がいていいよね。」
「人と違っていてもいいよね。」
そんな空気を感じます。
ただ、日本は遅れを取っているというか、
まだまだ横並びを良しとする傾向が強いようにも思いますが。
21世紀は、人間とAIが共存する時代、
人間だけが持つ個性が大事になってくると思います。
個性って、出そうとして出るものというより、
隠そうとしても滲み出てしまうものだと思うんです。
つまり、規格に収まらない、はみ出してしまう部分が個性なんですね。
ただ、「生(なま)」の個性そのままでは、「美しい」とか「カッコいい」とは限りません。
それを自分の意識の中でどう扱うか、
外に向けてどうプレゼンテーションするか、
そこにかかっているのだと思います。
ステレオタイプの美に追随する時代は終わりました。
規格からはみ出した部分(個性)を各自が捉えなおし、
自分なりの意味づけをすることで、個性的な美として輝き始めるのだと思います。
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