このところの台風、猛暑を鑑みるに、
日本も確実に亜熱帯化していますね。
温暖化はどこまで進むのか、、、
やっと、というか、とうとう、というか、
ファッション業界も動きました。
先月、フランスで開催されたG7サミットで、ファッション・パクト(協定)が発表されました。
ケリンググループのピノー会長が、マクロン大統領から環境負担減の目標設定を依頼され、発表したもよう。
(ケリングは、グッチ、サンローラン、マクィーンなどを擁するグループです。一度仕事で関わったことがありますが、皆さん優秀で無駄のない仕事ぶりがとても印象に残っています。そのグループの会長が、このような発表をされたというのは、ちょっと嬉しいです。)
主な内容としては、
・2050年までに、温室効果ガスの排出を0にする。
・生産施設で100%再生可能エネルギーの使用を促す。
・使い捨てプラスチック袋の使用を廃止
協定には、ケリングの他、シャネル、バーバリー、H&M、ZARAなど32グループ、147ブランドが署名していますが、LMVHルイヴィトン・グループはしていません。
また、協定に強制力はなく、自主的な目標といった感がありますが、年間リポートは公表されるようです。
それでも、消費者に環境負担減を喚起するには、十分なインパクトがあると思います。
知ってました?
ジーンズ1本を作るのに必要な水の量が1万1000リットルだって。
これって、シャワー285回分に相当するそうです。(すごっ!)
水に関しては、
個人的に、色にとてもこだわりがあるので、
納得のいく美しい色を出すために、
美しい柄を染めるために、
水を大量に使わなくてはならない、
というのは、非常にジレンマです。
こうやって、数字を突き付けられると、胸が痛みます。
水を使わずに、もしくは少量で染められるクリーンでサステイナブルな技術が開発されないかしら。
ファッションは環境に優しくない産業だということはわかっていましたが、
今回のパクトから「不都合な真実」を目の当たりにして、
小さなことでも、できることは全部やろうと決めました。
今すぐ思い浮かぶのは、
・買い物時にプラスチックバッグは絶対もらわない。
・水を出しっ放しにしない。
・使い捨ての商品を買わない、使わない。
・できるだけ、天然 or リサイクルできる素材のものを選ぶ。
・パクトを遵守するブランドを応援する(買う)
こんなところかな。
皆さんもなにか心がけていることがありますか?
ぜひ教えてください。
美しいものを楽しみたいからこそ、消費者である私たち一人ひとりが、小さな行動を積み重ねていくことが大事ですよね。
それがライフスタイルになれば、少しずつでも良い方へ変わっていけるんじゃないかと思います。
ファッション・パクトの内容に興味のある方は、こちらを参照されてください。
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